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   ☆                               ☆
   ☆   M a g i c a l  C r y s t a l      ☆
   ☆                               ☆
   ☆                 PC−9801シリーズ版  ☆
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<プロローグ>
 神々によって地上に人間が創られてから幾千年。地上は混沌(ケイオス)であふれていた。
 そんな中、魔法使いリリィは世界を混沌から救うために、とある洞窟に潜入したのだった・・・。
 

<ゲーム概要>
 昔、私がX1用に作ったパズルゲームの98リメイク版です。ただ、時代の流れには勝てず、3Dっぽくなりました。
 

<洞窟潜入の手引き>
 FDでプレイする時には、カレントディレクトリをFDの入ったドライブのルートディレクトリに移してから、召喚呪文「MAGICAL」を唱えて下さい。MAGICAL CRYSTALを召喚します(笑)。
(MS−DOSのコマンドラインから
 [FDドライブ名]>MAGICAL
を実行して下さい)
 HDでプレイする時には、1つのディレクトリに全てのファイルをコピーして、同様の呪文を唱えて下さい。
 

<世界を救うマニュアル>
 召喚呪文を唱えてから暫くするとタイトル画面になりますので、雑音のようなBGMに耐えて、ESCキー以外のキーを押して下さい。洞窟に潜入します(ESCキーを押すとゲームを終了します)。
 洞窟に潜入したら、矢印キー、又はテンキーでリリィを移動させて、フロアの中央にある魔法陣から出てくる、火・水・風・土の属性を持つクリスタルを押して、同属性のものを4つ以上隣接させて下さい。この状態で、クリスタルに向かって浄化の魔法を(自動的に)唱えると(MPを1ポイント消費し)クリスタルと共に混沌を浄化することが出来ます。奥の手としては、消したいクリスタルに向かってスペースキーを押すと、4つ隣接していなくても消すことが出来ます。但し、MPを4つに満たない個数×3ポイント消費するので注意が必要です。
 また、クリスタルを動かすにあたっては、リリィは非力なため、2つ以上のクリスタルを一度に動かせない上、LIFEを1ポイント消費します。
 ところで、狭い洞窟ですので、TIMEが無くなると窒息死します。勿論、LIFE、又はMPが無くなっても死んでしまいます。
 あと、滅多に使いませんが、リターンキーを押すと3Dします(意味不明)。但し、MPを3ポイント消費します。
 どうしようもなくなったら、ESCキーを押して下さい。自害します。
 フロアを全て浄化すると次のフロアへ行けます。この時、LIFE、MPは聖なる力で回復します(最後の混沌を消すと同時に死ぬことはありません)。この時、スコアに応じてMPが上がります。
 因みに、フロアは、火・水・風・土の4つですが、火のフロアだからといって、特に何があると言うわけではありません。悪しからず・・・。
 

<ゲーム画面について>
 見ての通りです(笑)。
 

<攻略のポイント>
 押し過ぎに注意です。あと、できるだけ早いCPUでプレイしたほうがいいと思います。386SX12MHz(←私の愛機)だとコマ落ちが激しくて、押し過ぎます。あと、コマ落ちが激しい時はキー入力が受け付けられにくくなっているので、「強引に押して素早く離す」のが、攻略のポイントでしょうか?(笑)
 

<キャスト>
 火のクリスタル           ( ポリゴン18枚(内部処理24枚) )
 水のクリスタル           ( ポリゴン18枚(内部処理24枚) )
 風のクリスタル           ( ポリゴン18枚(内部処理24枚) )
 土のクリスタル           ( ポリゴン18枚(内部処理24枚) )
 混沌(と書いてケイオスと読め!!) ( ポリゴン24枚(内部処理24枚) )
 リリィ               ( ポリゴン枚数 ひぃ・みぃ・つぅ  )
 その他                               でした。
 

<最初に言えよと言いたい(自分で言うなよ・・・)>
 対応ハードは、PC−9801シリーズ、又は上位互換機で、CPUに386、又は386上位互換CPUを搭載している機種です。386用コードを使用しているので、286や、V30では動作できません。
 因みに、98シリーズで386を搭載している殆どの機種には標準装備されているので問題ないとは思いますが、他に、拡張VRAM(16色ボード)、グラフィックチャージャ、標準FM音源(YM−2203の上位互換品)が必要です。(言う間でもなく専用高解像度CRT、FDドライブも必要です)
 

<最後に>
 オープニングでぐるぐる回転する「Entis」と言うロゴですが、Entisは私のペンネームみたいなものです。それで、オープニングではロゴが回転しないと気がすまない質なので、これが回転します(笑)。
 ところで、プログラムはオールアセンブラで超高速ですが、何分、クリスタルが24枚もポリゴン使うので、4つ並べただけで96枚・・・他に壁までありやがりますから・・・、386では当然遅いです。遅いと言っても、私が独自に3Dグラフィックの研究を始めてから7年目の技術のこと、386SX12MHzでも(苦笑)最低毎秒4〜5フレームはあるようです。3D変換だけなら毎秒4万頂点処理が出来るのですが、まだレンダリングの方面で未研究の分野がありまして処理の殆どをそちらに食われていると言う実情もあるのですが・・。特に遅いのが陰面消去処理で、今回は、「高速だけれどたまに見えないはずのポリゴンが見える」版(笑)を使いましたので、多少高速になりましたが、画面上に稀にごみが飛んだように見えるのはそのためです(稀な上、一瞬ですので気付きにくいとは思いますが)。
 因みに、Pentium90MHzで動かすと、3D変換だけでみると、毎秒150万頂点の処理が可能で、今噂のプレイステーション並みの処理速度が体験できますが、それにはポリゴンの枚数が少なすぎて高速だと言うことを実感できないと思います(速いプログラムを使わなくても速いでしょ?)。
 話は変わって、ゲームの難易度ですが(計算し尽くされたゲームバランスですので)、これ以上難しくしても易しくしても、ゲームにならないので、難易度は固定になっています。
 ところで、このディスクをFDドライブにセットしてリセットすると簡単な説明が表示されますが、余り意味ありませんね。
 最後に言っておきますが、フロアをクリアしても誰も服は脱ぎません。悪しからず(笑)。